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戸板女子短期大学で「交通・旅行」に関する現状と課題についてお話ししました

こんにちは。スキャットキッズの吉田(真)です。きょうは私たちの渉外活動についてご紹介させてください。

昨日、観光学をご専門とする戸板女子短期大学の木内伸樹准教授(日本ホスピタリティ・マネジメント学会等)および有田りな先生( 日本観光ホスピタリティ教育学会等)の講義にお招きいただきました。

私たちは「知的・発達障がいとアクセシブル・ツーリズム ~放課後等デイサービスの現場から~」として、障がいを持つ子どもたちの現状とスキャットキッズの取り組み、そして交通・旅行に際しての社会的障壁についてお話ししました。

そのなかで、先日アンケートにご協力いただいた保護者のみなさまの生の声も先生方と学生さんたちにしっかりとお伝えしました。講義を受講された約20名の学生さんたちは、卒業後は航空会社でキャビンアテンダントやグランドスタッフとしての活躍するため国際コミュニケーション学科で勉強されており、私たちの話をメモを取りながら熱心に聴いてくださいました。

ご存じの通り、私たち放課後等デイサービスは「子どもの最善の利益の保障」、「保護者支援」、「共生社会の実現に向けた後方支援」という3つの大事な役割を担っています。お子さまや保護者のみなさまの移動環境を改善することもまた、この3つに役立つと信じています。

スキャットキッズでは今後も外部機関と連携して啓発活動を行ってまいりますので、引き続きご協力いただけましたら幸いです。

写真左から:木内伸樹先生、有田りな先生、小田島、吉田
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追記 学生さんたちからのコメント

私たちの発表を聞いてくださった学生さんたちから、たくさんのコメントをいただきましたので一部を抜粋してご紹介させてください。

目で見ただけでは分からない障がいを抱えている人が沢山いるということがとても印象に残っています。 また、エアライン業界を目指している私にとって、保護者の方が飛行機を利用する旅行を調べる前に諦めてしまうというお話をお聞きし、胸が痛むと共に、私がエアライン業界へ進むことが出来た際には障がいを持つお子様がご家族と安心して飛行機での旅行を楽しんでいたたげるサポートがあることを広めていきたいと心から思いました。

客室乗務員になった際には、どなたでも快適に、楽しくお過ごしいただけるユニバーサルな旅行の発展に力を入れたいと思いました。 また、旅行を身近に感じられるような、空港職員と障害をお持ちの方との交流会を設けられるようにしたいと思いました。

小田島先生等が区役所やお祭りの主催してる方の所にいき、「仲間に入れてください」と言う様な声がけもしてると伺い、とても素敵な事と思った反面、そのような事をしなくても参加できるような世界であるべきなんでは無いかと思いました。

車椅子のマークは日常の色んな場所でみかけるので車椅子だけでなく障がいを持った方が使えると皆んなが知れれば、もっと該当する方々は利用しやすくなるし偏見なども減ると思うので、自分達がSNSを通して意味について広められたらいいなと思いました。 そして広めるだけでなく他のマークについても通学時間などにみて知識の幅を増やしていきたいです。

『白い目で見ないでください』という言葉がもっともっと多くの人に伝われば良いなと改めて思いました。私に出来ることはまず理解をし、知識を増やすこと、そしてどうしたら過ごしやすくなるのかを考えることが必要だと思いました。 今回のお話しを私の周りの人から伝えていき、一人でも多くの人の意識を変えていきたいです。

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