戸板女子短期大学と共同で「エアラインカフェ」を開催しました
あけましておめでとうございます! スキャットキッズの吉田(み)です。
昨年12月28日、わたしたちと提携する戸板女子短期大学と共同で「エアラインカフェ」を開催しました。これは、元キャビンアテンダントの有田先生が指導するエアラインゼミでキャビンアテンダントやグラウンドスタッフを目指す学生さんたちによる、スキャットキッズの子どもたちへの「空の旅」体験のプレゼントです。
子どもたちは、リムジンバスに見立てた送迎車で近所を一周してからスキャット空港に到着。ゲート(玄関)で搭乗券を渡して機内(指導訓練室)に搭乗! 機内ではキャビンアテンダント役の学生さんたちが、実際の飛行機と同じように救命胴衣の使い方を説明し、本物のカートを使ってドリンクを提供してくれました。
いつものスキャットキッズが飛行機に変身して、新鮮な空の旅に子どもたちは大興奮でした。戸板女子短期大学のみなさん、ありがとうございました!
有田先生と学生さんたちからのコメント
今までは”接客が中心”とされていたグランドスタッフや客室乗務員も、「発案してアクションする」能力が求められています。就職後「すべての人に優しい空」にむけてアクションできる人になってほしいと思います。それらのために、今回貴重な経験を積ませていただけて幸いでした。
私はこのボランティアを参加し、見守るという事の重要性を学びました。ボランティアに参加する以前は、障がいを持つ方に対しては、手助けをすることが当たり前なのだと考えておりました。しかし、スキャットキッズさんは、「子供たちを見守る」という事を重要視されていました。実際に子供たちと触れ合ってみると、私が想像していた以上に、子供たちは様々な事を自分の力で成し遂げる事が出来ていました。ただ単になんでも手伝うのではなく、温かく見守り、何か困った事があれば手を差し伸べす事が、子供たちにとってより良い養育方法なのだと感じました。その為私自身も、子供たちを見守り、コミュニケーションをとりつつ、周りの状況に気を配る事を心がけました。
一人一人に合った対応をする事の難しさを感じました。お話が流暢な子やそうでない子、活発な子、そうでない子などそれぞれ特性が違う中で話し方を変えてみたりその子に合った遊びをしたりと試行錯誤を重ねました。
今回のボランティアを通し、私自身も世の中も、知識があまりにも足りていないと感じました。更に障がいについて、それを持ち生きている人々のことについて、知識と理解を深めて参りたいです。